ロシア軍のウクライナ侵攻から1年。

バイデンが完全なるお忍びポーランド訪問で

演説をしたことがニュースに出ていましたね。

ハリス副大統領にも知らされていなかったとか。

さて、この報道をドイツではどう扱ってるのかなぁ、

と、いつもどおり、Tagesschauの記事を見てみましょう。

DeepLの助けを借りつつ、
ざーっと翻訳していきましょう。

ワルシャワでの演説：　バイデン氏　自由のためのライトアップショー

2023年2月21日 21:53 配信

バイデン米大統領は、ワルシャワで数千人から喝采を浴びつつ、ウクライナとの連帯を誓った。それは、自国の批評家も納得させるような、非常に緊迫感をもった登場のしかたであった。

Von Katrin Brand, ARD-Studio Washington

その舞台は印象的だった。風と霧雨にもかかわらず、何千人もの人々がアメリカ大統領を祝うために王宮に足を運んだ。ライトショーがワルシャワの夜空を照らした。そして、スピーカーから大音量の音楽が鳴り響いた。ポーランド、ウクライナ、アメリカの国旗が振られた。来場者は事前に登録し、陰鬱な天気の中、何時間も立って大統領の20分のスピーチを聞いていた。

そして、「ありがとう、ポーランド！」「神のご加護を！」と感謝の意を表した。神のご加護を！」とジョー・バイデンは叫んだが、それはとても真剣なものであった。ポーランドが150万人以上の難民を受け入れ、ウクライナに向かう武器や民生品のハブとして同盟国に貢献していることは、アメリカでは非常によく認識されていることである。

すでに正午、大統領は、米国はエネルギー安全保障を高めるためにポーランドに新しい原子力発電所を建設するのを助けたいと公言していた。さらに、米国は欧州軍の司令部をポーランドに恒久的に移転させたいと考えている。

"この戦争は必要なものではない"。

バイデンは演説の中で、ロシア大統領と遠回しの対決をしたわけではない。その数時間前、プーチンは再び、ウクライナでの戦争について西側諸国を非難していた。また、ロシアが「新スタート」核協定の交渉を停止したいとの意向を表明した。
バイデンはこれには反応せず、ロシア国民に直接語りかけた。いや、西側は敵ではない。誰もロシアを攻撃する意図はなく、この戦争は必要なかったのだ、と彼は言った。この戦争に責任があり、終わらせることができるのは、ロシアの大統領だけだ。西側がウクライナへの支援を取りやめれば、ウクライナは地図から消えてしまうだろう。

欧米は手を緩めない

しかし、バイデンが世界に発した最も重要なメッセージは、「プーチンの計算はうまくいかなかった」というものだった。ウクライナ侵攻後も西側は降伏しておらず、NATOは以前より強くなっていた。弱体化したのは民主主義ではなく、独裁者だ。西側は手を緩めないし、NATOは弱体化しない、とバイデンは続けた。NATO諸国を攻撃する勇気のある者は、NATO全体を攻撃することになる。そして、アメリカは、その領土の隅々まで守るのを助けるだろう。これは神聖な誓いだ、とバイデンは言った。自称カトリックで、ポーランドの教皇ヨハネ・パウロ2世との出会いを語るのが好きな人物だ。

ドゥダ：バイデンのキエフ訪問は壮観だった

しかし、バイデンは、キエフへの極秘訪問で、ポーランドを大いに感激させたようだ。ポーランド大統領Andrzej Dudaは、それは壮観だった、と述べた。バイデン氏の訪問は、アメリカがヨーロッパの安全保障にどれほどの責任を感じているかを示した。アメリカは世界の秩序を維持する能力がある、とドゥダは言った。おそらくヨーロッパの他国に対するジャブのつもりだろう。

アメリカにおける合意形成が崩れつつある

バイデンは、理由なく演説や 登場にこのような緊急性を込めることはない。ロシアによるウクライナ侵攻の記念日を少し前にして、米国内の支持率が低下していることが、世論調査で明らかになった。米国人の半数以下は、米国がウクライナを支援し続けるべきだと考えている。そして、政界も分裂している。共和党の右派系では、むしろ自国の資金を使い、紛争はヨーロッパに任せようという声もある。一方では、戦争を早く終わらせるために、今すぐウクライナにもっともっと遠大な兵器を送れという声もある。

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